超入門!落語 THE MOVIE E「かぼちゃ屋」「お見立て」

戻る
【スポンサーリンク】
23:07:40▶

この番組のまとめ

語り継がれてきた 古典落語。 何人もの登場人物をたった一人で演じ分け話芸と身振りで物語を表現する落語の世界。 すると古典落語の名作が なんと!あとは 見てのお楽しみ!おっ 八百屋か。 今から およそ250年前の噺などを基に作られ四代目 柳家小さんが リメークした古典落語「かぼちゃ屋」え~ 一席 申し上げますがよく 落語の方で 与太郎なる者が出てまいりましてこれは人間が ぽ~っとした人物でございますがこういうのが傍らにおりますと身内の者は苦労するようでございまして…。

かぼちゃって どなるよりはよ『唐茄子屋でござい』ってのが売れんじゃねえか?」。 「売れんの? 唐茄子屋でござい!ウソつき!「どういうふうに言うの?」。 「唐茄子屋で~ ございってんだ」。 「俺ので間に合わすな コンチクショーめ」。 『唐茄子屋でござい』か。 唐茄子屋でござい!唐茄子屋でござい!出来たての唐茄子。 湯気のたってる唐茄子。 ほやほやの唐茄子はいかがですか~?ああ 表通りよりは裏通りっつたな。 唐茄子屋でござい。 唐茄子屋でござい。 「当たり前だ コノヤロー!格子 傷だらけだ。

何? 大きい方? 13銭だっけ?売れよ コノヤロー!じゃあ いいや。 唐茄子屋 うん。 「ばあさん そこで 腹抱えて笑ってる場合じゃないよ お前!何だ そら! お前 何か?上見ろったらずっと 空 見てたのか?そら見た事かじゃないんだ バカ!コノヤロー! 何を言った…。 掛値しねえで どうやって女房子 養うんだい?」。 「女房子なんか いねえもの」。 二十歳にもなってね掛値しねえで どうすんだよ?」。 「こんな二十歳に 誰がした?」。 「普通に訪れろ コノヤロー!何だ? 何か用か?」。

「バカは おめえだ コノヤロー!驚いたね 本当に。 「ウソつけ コノヤロー!二十歳ぐらいにしか見えねえぞ」。 「元が二十歳で 40が掛値だ」。 あら いらっしゃい!いつも ごひいきに どうも!いらっしゃい! 今日はねかぼちゃが おすすめだよ!煮物にしたら ホクホクして甘いよ!煮物か~。 「え~ 喜瀬川ぃ! え〜 花魁ぃ!え〜 喜瀬川さんや!」。 あっ それからね 杢兵衛お大尽来てるんでございやすよ」。

今 病院の方でございまして」。 「あんだって? 病院 入ってるか。 病院 見舞ってやるべ。 病院 どこだ?」。 「いやいや あの 病院あ… あるんでござい。 屋根のねえ病院っつうのあるか。 花魁 患ってるって言いましたらね『じゃあ 見舞いに行く。

あれは28日ぐらいでございましたかね私が非番でございましたんで『うどんが食べたい』とこう申しますんで鍋焼きうどんを取ってさしあげましたらその花魁がうどんを じ~っと眺めながら『お大尽はこのうどんが大好きだった。 では 何か? 喜瀬川 本当におっ死んだかや?」。 なにも 喜瀬川さんだけが花魁じゃないんですから。 「バカ! バカヤロー! これから喜瀬川の墓参り行くっつうだにそうだな話をぶつやつがあるけえ!」。 「喜瀬川の寺 どこだ?」。 「喜瀬川の墓 どれだ?」。 「どけ バカ!喜瀬川… 堪忍してくんろや…。