え~っと…という事で 今宵ひもとくのは女帝 マリア・テレジアのミルクのシュトゥルーデル。 ふわふわのミルクフィリングとパリパリのパイの食感のコントラストも楽しい デザートです。 なんと 宮殿の地下にある厨房でシュトゥルーデルを作るところを見学する事ができるんです。 ウィーンで リンゴを使ったシュトゥルーデルはお手伝いしながら作った事があるんだけどこのね ミルクのシュトゥルーデルは初めてかもしれないね。
あの~ そのままだとフィリングが水っぽくなるでしょ?あっ なるほどね。 いい感じ!偉大な君主として歴史に名を残した マリア・テレジア。 宮廷で行われる晩さん会では砂糖細工で 華やかな飾りつけをするのが 慣例だったのですが…。 晩さん会の費用を抑えられた上斬新なアイデアだと評判を呼びました。 砂糖の使い方一つからも彼女の聡明さが うかがえますね。 これ どうするんだっけな?これね あとでフィリングを巻きやすくするために布の上で 生地を伸ばします。
ちょっと一息 Tea Break!おや? 数あるメニューの中で気になる名前に出会ってしまいました。 その名も マリア・テレジア。 マリア・テレジアは 本当に ウィーンっ子に親しみ深い存在なんですね。 ふわっとしてますか?あとは 盛りつけをして バニラソースをかけたら もう出来上がりだね。 共同統治を行った 後継者の息子とは意見が合わず 決裂。 1780年末娘の悲劇的な死を知る事なくマリア・テレジアは 天に召されます。 とても家庭的で温かいミルクのシュトゥルーデル。