こころの時代 シリーズ 唯識に生きる 第1回「唯識の歴史と基本思想」

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この番組のまとめ

6回 全てにわたってお話を頂きますのは…横山さんは 仏教の基本的な考え方思想と言われる この唯識を東京都の目黒区にあります圓融寺でこれから 横山さんに いろいろとお話を伺っていく事にいたします。 比叡山におられた法然それからあと 親鸞ねそういう方も唯識を勉強されていますしあと 道元禅師 禅の道元ねそれから あと 空海ですよね。 自分の心の中に起こってくるメカニズムをね講座には 唯識を改めて学ぶ若い僧侶も 助っととして参加。 自分という存在についても唯識では自分という言葉の響きがあるだけだと 説いています。

つまり 実生活の中にどう生かしていくかという事をあくまでも 自分の心をじっくり見つめ直すとそれが つまり唯識の第一歩だと。 それは 全部 世の中の人々が…自分を中心とした生活が今 ずっと世の中に浸透してね自と他との対立それは もういろんな家庭環境から はじまって社会の中で 会社の中でないしは 大きく国々の中であるわけですよね。 唯識思想が必要である というふうに なっていくわけですよね。

どうも 薄れてきているようなんですけれども逆に欧米では 今ブームになっているマインドフルネス集中力を高め ストレスを減らす効果も期待される事からアップルやグーグル インテルなど世界の名だたる大企業が研修に取り入れています。 マインドフルネスの根本をなす 仏教の瞑想の大切さを 世界に伝えた…唯識が注目される中 横山さんが書いた唯識の入門書も 英訳され今話題の マインドフルネスや瞑想をこれまで番組で取り上げてきましたがそして それを聞きながら話どこを どう深めていけばいいんだろう。

自分の呼吸 吸える量が変わったっていう事が心の持ち方にまでつながるというとこまでは今日は 全然実感できませんでしたけどでも これを ひょっとしたら続けていったら何か変わるかもしれないという期待感を持ちましたしやってみたいなと思いました。 例えば 身体はいい状態の場合は深層心が不健康であるという事なんですよ。 まあ 肉体的に…まあね いろんな病気がありますけどね根源的には 深層心から健康になっていこうじゃないかと。

一人一宇宙の中にね。 だから やっぱり インドにおいても唯識瑜伽行派においても息というものをねかなり大切にして使用してきたというね事だと思いますね。 その話をして頂きたいのですが「一人一宇宙」という事はどういう事ですか?まあ我々 広大無限な宇宙の中にね住んでると言いますけどただ一人一人が一人の宇宙であると。 で その一人一宇宙のありようをいい方向に持っていこうじゃないかというね。 一人一宇宙という事になりますとね例えば 三人いれば その3つの宇宙ができると あるという事になるわけですよね。 一人一宇宙。

この3つをですね三人の宇宙を大きくね 大きな輪で囲んでみて下さい。 先ほどは 一人一宇宙三人いれば 三人と。 この縁起の理に気づけばねそれが理解できれば 人間はねより 他者との関係で自由自在にね生きていく事ができると。 だから もう唯識を 広くは仏教をですね 学ぶためにはこれは まあ いつもずっと 最近 言いますが悟るまではいかなくても気づこうじゃないか。 それは 最終的にはね釈尊みたいに無上正覚を得るべきですけどね。 毎日 我が家のね達磨大師があるんですよ。

今度 横の空間軸で考えていくと「自分」というのは「大地」がありね「大地」によって 「地球」がありね「地球」があって 「銀河系」があり「六十兆の細胞」があって「自分」というものが存在すると。