日曜美術館「ミュシャ 未来を見つめる超大作」

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この番組のまとめ

まるで別人のような作品をなぜ描いたのか?ミュシャが一世を風靡したパリ。 そうして完成した…ミュシャといえば パリ。 ミュシャが活躍した時代アール・ヌーヴォーと呼ばれる新しい装飾芸術が 花開きました。 しかし ミュシャは その真逆。 ミュシャの特徴は細かくて ゴージャスなディテールです。 当時 ミュシャは34歳。 ミュシャが描き上げたポスター。 頭をアイリスの花で飾り草花をモチーフにした装飾を施してベルナールの圧倒的な華やかさを強調しました。 実はその陰には ミュシャの知られざる努力と探求がありました。

どんな思いでミュシャは帰国したのか?パリ時代がミュシャの全盛期と言われますが祖父にとっては違っていました。 ミュシャの祖国 チェコは長年 独自の文化が否定されていたのです。 ミュシャが チェコで最初に手がけた作品がプラハ市のシンボルとして建てられた市民会館の中にあります。 ミュシャは歴史のうねりの中で名もなき人々が懸命に生きる姿を絵にしました。 パリで リアルな描写を追求したようにミュシャは村人の姿を事細かに リアルに描いています。

チェコの歴史の中で 最悪の出来事の一つと言われる戦争をテーマにした作品です。 この絵に注目するのは…20年以上世界各地の紛争地帯を取材し戦争に巻き込まれた人々の姿を撮影してきました。 僕は カメラマンとして子供を守り続ける こちらの女性にカメラを向けて一歩 踏み込んでいくと思います。 筋肉の色 凹凸の描き方で夫を戦争で亡くし 子供を連れて逃げてきた10代の母親でした。