SWITCHインタビュー 達人達(たち)「福島智×柳澤桂子」

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この番組のまとめ

物理的なバリアだけでなく障害者と健常者を分ける心のバリアをも乗り越える事を目指している。 相模原障害者殺傷事件について福島が独自の分析をしてみせた。 この容疑者が 世界で8億人ぐらい障害者がいるらしいけどだけど これは本当に めちゃくちゃなロジック…福島は この事件の根底には経済優先の価値観がある事を指摘した。 要するに 点字のタイプライターで最初は筆談をしてたんですが台所でねおふくろが茶わんを洗っていて私が はよ 病院行かな遅れるやないかというふうに文句言いに行った。

だけど しばらくたつとすごい寂しくなってね孤独になって 何で言葉が通じるようになったのに孤独なんだろうかっていう事が分からなかったんですが言葉だけがぶつぶつと断続的にあっても人間ってコミュニケーションができないんですよね。 これは 福島が自分の人生を研究対象にして書いた博士論文。 私は 私の体験を通して例えば コミュニケーションというものについて考えたりあるいは…それを なんとか 学術的な成果にしていきたいというのが私の希望ですが どこまで行けるかどうか分からない。

私は もともと 初期発生の仕事胎児の初期発生の仕事をしていましたからこれはもう 異常児が生まれてくるっていう事はもう 確率的にはっきりしてる訳ですから。 私も そのとおりだと思っているんですが柳澤先生は この宇宙に…いつも いくつかの夢の中で宇宙人と会って野山を歩いては 父に「お花は折られても痛くないの?」と問いかける少女だった。 植物学者の父の影響で最初に博士号を取るほど優秀だった柳澤。 柳澤の関心は生命の初期発生へと向かう。

45歳の時 長期の病気療養休暇を取っていた研究所から解雇通告をされる。