ETV特集「獄友たちの日々」

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この番組のまとめ

実は かつて「殺人犯」と呼ばれていた…同級生だった杉山卓男さんと共に強盗殺人事件の犯人として逮捕された。 桜井さんが言い渡されたのは無期懲役。 この日 集まった4人は千葉刑務所の同窓生。 布川事件の真面目な方の桜井と申します。 ほんとに… いいですかやっぱりね 石川さん我々 千葉刑務所の仲間なんですよ。 いわゆる 布川事件。 多分皆さん 知らないけど警察というのは確信というか逮捕した時点で犯人と思ってますからあとは もう責めて 「やった」と言わせるだけなんですよね。

泣いたって出られないし叫んだって出られないしだったら その中の時間自分で良かったと思って過ごすしかないじゃん というのが自分の覚悟だったんで。 千葉刑務所での囚人番号は 163番。 98年の1月に桜井昌司と出会うんですけどもそれから布川事件を知るという形で 逆なんです私は。 そこで生きるしかないっていう時間を過ごしたって事が自分にとっては一番よかったのかなと。 ついに布川事件の判決が下される。 石川一雄さんとは 千葉刑務所で刑期が重なっている。 無実を訴える者同士 看守の目を盗んで情報交換をした間柄だ。

27年前に幼児殺害の犯人として逮捕された足利事件の…ところが 当時のDNA鑑定は精度が低いという菅家さんの日課は毎日1時間の散歩。 もし あのまんまっていうか事件に巻き込まれなかったらほんとにね桜井さんもそうだけどいろんな人とね 今は。 警察で 自白するよう迫られた。 今も菅家さんが越える事のない境界線。 桜井さんが久しぶりに獄友の石川一雄さんを訪ねた。 桜井さんと菅家さんは ずっと石川さんの支援を続けている。 会ってないけど… 生きてるようなどこかで気がしてるというのは…いわゆる 狭山事件。

それが やっぱり第一番というのは両親への手を合わせない事だからな。 自宅から すぐ近くにある石川さんの両親のお墓。 無罪を勝ち取ろうと獄中で必死に文字を覚えた事は石川さんの その後の人生を豊かにした。 東京拘置所で 一緒だった。 布川事件の桜井と言います。 ただ お名前だけは知ってまして私が印象的だったのはですね…あの方たちは 9時まで…袴田さんとは昭和48~49年ごろから昭和53年まで東京拘置所で一緒でした。 今 ちょっとまだ思い出すような精神状態じゃないみたいなんで。

♪「晴れる日を待ったろうに」私 いろいろ えん罪の体験話してるんですけど私 えん罪体験になった事が多分幸せな 珍しいタイプですよね。 1980年に 死刑が確定したが無実を訴え続け2014年静岡地裁で再審開始が決定。 しかし 検察側が即時抗告したため今もなお死刑囚のままだ。 布川事件の桜井と申します。 布川事件 分かんないですか?分からんなぁ。 ただ えん罪っていう特別な体験の中で布川事件で桜井さんと共に獄中を過ごした杉山卓男さんが亡くなった。