日曜美術館「帰還!“奇跡”の名画 桃山孤高の巨匠 海北友松」

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この番組のまとめ

すごい鋭い打ち込みをしてますけれどもこういう打ち込みというのは狩野派友松41歳の時衝撃的な出来事が起こります。 友松の個性は 時の天下人豊臣秀吉の心をも捉えました。 秀吉が 友松の絵を 高く評価していた事を物語る資料が豊臣秀吉が上杉景勝の京都の邸宅にですねやって来まして屏風一双 海北友松が描いた屏風が贈られています。 記録によれば景勝が 京都に建てた邸宅に秀吉が 景勝に贈ったのが友松の屏風絵だったというのです。

じゃあ そもそも そういう気質の友松が 狩野派でいわゆる 一つの型というスタイルをガチガチに こう詰め込んでいったからこそその反動というか 抜け…抜けっぷりが良かった というのもあるのかもしれないですよね。 まさに 友松の面目躍如です。 日本画家の…土屋さんが友松の龍に出会ったのは 48歳。 準備のため 日本や中国で描かれたあらゆる龍の絵を調べる中最もひかれたのが友松の龍でした。 想像上の生き物である龍を友松は なぜ こんなにも生き生きと描けたのか。

絵師でありながら一流の教養人でもあった友松は宮中の人々の求めに応じます。 画家の山口さんが「友松本人の存在感を感じない不思議な作品」と語る「月下渓流図屏風」。 友松の技術の集大成ともいえる「月下渓流図屏風」。