日本の話芸 春雨や雷蔵 落語「ねぎまの殿様」

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この番組のまとめ

これは あの~ 昔 テレビでケペル先生がやってましてねまあ 一番偉いのが将軍様でその下が お大名でございます。 「あっ あの娘でございましたら酒屋渡世を営みます伊勢谷喜兵衛の店子大工職 源兵衛の娘でございましてお園と申しまして当年とって17でございます」。

真言宗を広めましたのが弘法大師でございまして若い頃 遣唐使です。 ここが 昔は本所 浅草方面の本街道でございまして中ほどに 錦袋圓という薬屋さんが 昔 ありましてここの娘が 大蛇に見込まれて蛇になったという…蛇になったという伝説があるんです。 これが 下谷七不思議の一つでございまして。

え~ 「稲荷の狸」というのは不忍池から上野の山へ上がりますとすぐ左側にありますのが花園稲荷でございましてお稲荷様のお使い姫というのはこらぁ 普通 狐ですね。 何で これ 三橋かといいますと不忍池から川が流れてましてここに橋が三つあったところから三橋ってんですな。 「谷中三里」といいますのは今のJRの西日暮里の山手線のホームへ立ちますとで 道灌山の方を見ます。

間口1間から1間半の煮売屋さんが取れたてのアサリのむき身小松菜 豆腐味噌で味をつけたのが深川鍋。 これを扱う煮売屋さんが 両側ずら~っと並んでおりましてこの強烈な匂いが殿様の鼻を刺激致しまして。 「三太夫 三太夫。 「はっ 殿 あれなる煮売屋にござりまする」。 「煮売屋と申すは 何じゃ?」。 三太夫さん 馬から下りまして殿様の馬のくつわを取ります。 「なに? 町人の床几は醤油樽と申すか」。 煮売屋の若い衆が いつも 雑巾でこうやって磨いてますから黒光りしておりまして 殿様この醤油樽へ腰を下ろしますと。