グレーテルのかまど「“若草物語”のブラマンジェ」

戻る
【スポンサーリンク】
22:06:40▶

この番組のまとめ

物語の中で重要な役割を果たすスイーツが ブラマンジェ。 という事で 今宵ひもとくのは「若草物語」のブラマンジェ。 南北戦争時代のアメリカを舞台に描かれたベストセラー小説「若草物語」。 ガスも電気も普及していないこの時代調理は 薪のストーブで行われ電気冷蔵庫も一般家庭にはありませんでした。 それが どれほど繊細な心遣いを必要とする事だったのかアメリカの郷土菓子に詳しい原 亜樹子さんは こう語ります。 何から やればいい?まずね アーモンドミルクを作りますよ。 アーモンドミルク?その前に オキテどうぞ!はい。

ほら 純白美人。 はい はい ではね その皮をむいたアーモンドと牛乳を ミキサーに入れます。 アーモンドは 栄養価が高いためブラマンジェが薬として処方された事もあったといいます。 しかし… ここで問題が!開拓時代のアメリカでは動物の骨や魚を加工してゼラチンを作る事が難しかったのです。 ご存じのとおりアメリカは とうもろこしの一大産地。 じゃあ 今日は「若草物語」にちなんでアメリカ流のコーンスターチを使ったブラマンジェを作っていきましょうよ。 ブラマンジェを作りますからね。

うい~っ!「若草物語」は 四姉妹の次女ジョーの視点から描かれています。 実は このジョーのモデルとなったのは物語の作者 ルイザ・メイ・オルコット自身。 アメリカ北東部のマサチューセッツ州にはルイザが 家族と暮らした家が残っています。 生涯結婚せず小説の原稿料で家族を養ったルイザ。 自伝的小説「若草物語」が人気を博しブレークしたのは 35歳の時でした。 ちょっと一息 Tea Break!とうもろこしの大産地アメリカならではのお菓子を ご紹介。