でもどうして私たちが美しいのかその本当の理由を知っていますか?太古の昔から 人々に愛され美の代名詞として君臨してきました。 人工交配 遺伝子工学。 ♪~四季折々の自然に包まれた国日本。 ジョゼフィーヌは 洗練された美意識の持ち主でした。 優れた工芸品や美術品を集めファッションでは エンパイヤスタイルという新しいモードの寵児となります。
自然に任せる事なく人工的に新しいバラをつくり出す人工交配が急速に広まったのです。 ほら バラの樹形図を見てもお分かりでしょ?あの 「ハイブリッドティー」という系統。 え?あれ… たくさんのバラが みんなハイブリッドティーにつながってうふふ そうよ。 ハイブリッドティーは バラの中のバラ。 ノイバラは日本に現存していたようです。 日本では ノイバラは常に日陰の存在でした。 ハマナスは ノイバラと同じくヨーロッパに渡った8種の原種のうちの一つです。 耐寒性に優れたハマナスは寒さの厳しい国々で重宝されました。
ハマナスはもともと日本のバラですが私たち ドイツの育種家が求めていたすばらしい耐寒性をもたらしてくれました。 そして あの革命的なバラをつくり出した 育種の名家がノイバラの隠された魅力を引き出しました。 このバラが特別なのはね 当時日本から輸入されたばかりの背丈が低くて 生い茂っています。 ノイバラをはじめとするつるバラによってそれまでにない立体的な空間が築かれこのバラ園は世界に知られる事になったんです。 19世紀 明治日本は文明開化を迎えます。
毎年 20万から30万の新種が生まれますがその試作品の中から名前が付いて 世に出るものは僅か1つか2つです。 アンバランスですよね。 非常に アンバランスですけどアンバランスだからこそ何か かわいらしい感じが私は いつもしてすごく この状態は大好きです。 ここは 芽が出た時に 今これ一本一本が一品種なのでこれを 根元から切ってしまうという事は 要は一品種が 完全に途絶えてしまうという事になるのでう~ん… まあ 非常に重たい作業は 重たい作業ですね。
まあ 鈴木省三さんがいたおかげで今の日本のバラブームというかバラの広がりがあるんじゃないかなと 私 思うんですけどね。 省三さんは ただバラに日本語の名前を付けただけじゃないわ。 ここは 400品種に及ぶ現在バラ園は 省三の助手を務めた野村和子さんたちが受け継いでいます。 やっぱり 日本で自然に生えているバラというのは当時 世界では多くの花びらを持つ大輪のピースが最高傑作とされていました。 省三さんは あなたのような姿が日本の美を表すのに必要だと思ったの。