日曜美術館「器のむこうに人がいる~茶の湯が生んだ至高の美〜」

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この番組のまとめ

室町時代足利将軍が眺めて慈しんだ中国の青磁。 今でも皆さんブランドに弱いと思うけど中国の唐物というものに対して本当に 日本人は憧れてね中国から渡って来た 唐物の器。 一口に唐物といっても芸術に造詣が深かった 八代将軍足利義政が建てたものです。 それは 日本人がそこに美を見いだしたのに対し中国では 必ずしもそうではなかった事を中国に無いというのは今の中国の人たちは非常に残念がるでしょうけれど当時 やっぱり中国というのは完全な物。

つまり 完全なものではなくて不完全なものの中に 不足の中に本当の 我々の心にじわっと響いてくるようなよさがあるという事をこの時代 発見するんですよ。 今 司会にドラマに大活躍の落語家…時は戦国時代。 非常に精神的に病んだという事でも分かりますように非日常の戦闘空間から 自分のかわいい子供がいるようなそういう日常の生活の場に戻るためにはですねそこに 己を見つめる心を求めた茶人が現れました。

織部はさまざまな実験的造形を加え破格の面白さを追求しました。 明治29年から続く…その茶会を始めたのは…総合商社という新しいビジネスを展開し世界を股にかけた経営者でした。 当時 第一線で活躍した実業家たちは日本の伝統文化を守り日本の美術を守るという日本人としてのアイデンティテイーこういったものを強く感じられた。 東京都内のマンションの一室仕事帰りの人が集まり風変わりな茶会が開かれています。 明治の益田鈍翁が茶会を開いたという応挙館に お邪魔をしています。