SWITCHインタビュー 達人達(たち)「長塚圭史×舟越桂」

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この番組のまとめ

うわ~! うわ〜!うわっ!最新の演出作は将棋の棋士阪田三吉の波乱万丈の生涯を描いた「王将」。 更に ベネチアビエンナーレやドイツのドクメンタなど海外の美術展でも高い評価を得世界中の人々を魅了してきた。

僕の割と…リアルでありながら ある距離が例えば 数十cmとか 何十cmってそれに 多分僕は やっぱり非常に驚いてそれと さっきも お話しした途切れてる その途切れ方がものすごい…。 デッサンの時には1枚の紙の中で何かが立ち上がってくるっていうのかな存在を いい存在感を主張してくれればもう それで 細部…腕の形なんか ただの丸棒みたいになってるけれどももう それで全体としていいものになってればもう これでいいやって感じにするんですよね。 アトリエの2階に舟越のデッサンの秘密が隠されていた。

35歳の時文化庁芸術家在外研究員としてロンドンへ向かう。 ただ 1年間ロンドンにいたっていう経験は日本人の あの人たちあの仲間たちとかあの先生 画廊とかを説得するだけじゃなくて…あるいは 納得させるような状態になってるかっていう目は何か やっぱり あの1年間で持てたような気はしますけどね。

ただ 人間ってきっと 一人一人は人類始まって初めての存在ですし誰一人として おんなじ人生まれてない訳だからその人が 自分の中をよく考えてみたりしながら…何か まあ論理的には甘いだろうけどそんな考えを持ってるんですよね。 とすればこの日 舟越が向かったのは長塚が待つ神奈川県川崎市の稽古場。 阪田三吉役の福田さんです。 明治から昭和にかけて活躍した棋士 阪田三吉の時代ごとの3部で構成されている。 駅長さん 今 呼んだ阪田三吉っていうのは将棋の阪田三吉ですか?そうや。

何か 部外者から見ると長塚は 早稲田大学在学中に演劇ユニット阿佐ヶ谷スパイダースを旗揚げ。 映画「リアリズムの宿」では初主演を果たし…に出てらっしゃいましたよね?出てました。 そういう場合っていうのはやっぱりまあ テレビの演出の方いらっしゃるけれども…監督さんが どうやりたいのかなっていう事に乗っていく…。 33歳の時 演出を学ぶためロンドンへ留学した長塚。 車が渋滞しちゃって何時間たっても解消されない。

演出家 長塚圭史が大胆な試みをした舞台…戦時下で 妻の看病に明け暮れる一人の画家の物語だ。 全体として どんな病院にもサナトリウムにも劣っては いないからなんだよ。 上演時間は4時間を超えるが派手なセットや大がかりな仕掛けは一切なし。 そうだろう?眠るな! 眠っちゃいかん!聞くんだ!大伴家持だ! ちくしょう!長塚は「浮標」を 2011年以来3度 上演してきた。