奈良県田原本町にやって来ました。 「ゆく」!一体 何!?初夏を迎えた歴史の町で俳句バトル開幕です!どうも~私 益子が率いますのは白 地元 田原本チームです。 さあ 俳句王国チームも勝ちに行くぞ!そして両チームの熱きバトルを見届けるのは辛口批評でおなじみ夏井いつきさんです。 今回は 田原本町の魅力が詰まったテーマを用意してございます。
2人は どんな俳句を作ったんでしょうかさあ それでは 白 田原本チーム奈美悦子さん。 奈美さんから アピールタイム スタートです!私は スイカが もともと大好きなんですけどそれは もともとおばあちゃんっ子なんですね。 奈良で育ててもらったおばあちゃんが スイカが大好きで夏になると いつも 今みたいに電気の冷蔵庫がないので井戸につけて 井戸で冷やしたスイカを 縁側へ持ってきてポンと切って ポンポンポン。 田山さんのアピールタイム スタート!この兼題の「スイカの種」でございます。
それでは どちらの俳句がスイカの種の魅力をより表現できているのか…白 田原本チームか。 セカンドライフを俳句で充実させる西谷剛周さんとさりげない日常からドキッとする俳句を生み出す室田洋子さんですそれでは 夏井さん2戦目のテーマは?見せて頂いたのは大きな絵馬です。 加藤清正と並んで描かれているのが槍の名手 権兵衛こと平野長泰です。 田原本は 権兵衛の手で生まれ変わりました。
だから それは 槍の権兵衛が田原本に 商業の町をつくる。 室田さんからのアピールタイム スタート!一番印象に残ったのがこの 松風というお菓子お菓子屋さんだったんですね。 400年前 権兵衛さんが連れてきた菓子職人がそのまま 400年前とおんなじ お菓子を焼いている。
それでは これから 鏡作神社の「お田植舞」をテーマに俳句を作って頂きます。 さあ それでは 白 田原本チーム國眼さん お願いします!では こちら白 田原本チーム 國眼さん「龍の鳴く声 混りたる お田植舞」。 「竜笛の 竜来五月の 田植舞」。 すごく美しい音色だなって思ってその竜笛の竜が来ているんじゃないかって思うような田植舞も すごく のどかなすごい美しい舞。 指先から つま先まですごく意識されていると思って竜笛の竜が来るような田植舞。
より お田植舞の魅力を表現できているのか白 田原本チームか。 それでは 夏井さんいかがですか?僅差ですが 白です!やった~!白 田原本チームの勝利です。 この勝利を 誰かにプレゼントしたいとかありますか?5月14日が父の誕生日なんで父に誕生日プレゼントとして…。 そして 地上では五月の田植舞が始まっております。 地上の田植舞と空の架空の竜の姿とを片や こちらは「龍の鳴く」って何だろうっていうと「声 混りたる」。 何に混じってるんだろうと思うと最後 お田植舞という行事が出てくる。
「鰹節削る」の俳句の勝ち。 益子さんが アルバイト時代を思い出し熱く語りましたよ僕ですねずっと 19から30ぐらいまで町工場で アルバイトしてたんですよずっと。 それでは ここで残念ながら負けてしまった俳句作者は手を挙げて下さい。 残念ですけれども そうですね何の音か全然分からなくて発想するのに「あ~ 工場が始まるのかな?銀河鉄道かな?」みたいなそんな事から作らせて頂きました。
ここで 敗れた「恩返し」の句に夏井さんが辛口のコメントですこちらの句は確かにそのドラマ性っていうか物語性っていうのはありますね。 「鳥帰る」っていう季語を見つけてきて 多分 作者はね「やった~!」と思ったんだと思うんです。 そういうのも全部見えてくるんですがもうちょっとだけ自分のオリジナルなものが少し具体的な映像とかがね。 という事で 夏井さん あの音は奈良名産の墨を作る音だったんですね。 さあここまで勝ち残っているのは國眼さんと奈美悦子さんの2人です。 発言権は作者にはありません。