NHK俳句 題「青嵐」

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この番組のまとめ

今日のゲストは NHKデザインセンター音響デザイン部のシニアディレクター久保光男さんです。 久保さんは昭和46年 NHKに入局以来音響効果のプロとしてご活躍です。 「NHK俳句」今日は 風の音が テーマです。 ♪~そこで 今日は こちらの浮世絵歌川広重の「東海道五十三次」の中の四日市宿の音をつけてきて頂きました。

あの~ 先ほど5月から7月というね青嵐の季節というところでありましたのでその木々や若葉が茂っているので枝がこすれる硬い音ではなくなっていて柔らかい音に山が変わっていくという事がありますね。 で あの~トンビも 皆さん いろんなイメージをお持ちの鳥だと思うんですけれども僕の場合 この場合はですねトンビが 大空高く舞い上がるというところから上昇志向のイメージを重ね合わして何か イメージとして取ってくれないかなという事で使ってみました。

で 青嵐が強く吹く日は 天上で「綿帽子」っていうこのたった一語で結婚式の場面だっていう事は分かりますよね。 鳴門って 四国の青嵐と淡路の青嵐がぶつかるような感じのイメージが私の中にはあるんですが橋の鳴る… きしむ音を「吠える音」って言ってるのもいいし「鳴門」っていう地名のおかげで渦巻く潮もその下にあるような潮の匂いも一緒にしてきましたね。