ETV特集「“いるんだよ”って伝えたい~横浜・特別支援学級の子どもたち〜」

戻る
【スポンサーリンク】
23:00:16▶

この番組のまとめ

一般学級での交流を始めて半年たった今も友達との距離が開いたままの勇一郎くん。 横浜では 「特別支援学級」は一人一人に寄り添う意味を込めて「個別支援学級」と呼ばれています。 学校や 横浜市の専門機関と相談の末6年生の春個別支援学級に移ってきました。 この支援学級が閉ざされた空間にならないよう飯島小学校が力を入れている事があります。 支援学級の子どもが 一般学級の授業に参加する「交流」です。 交流を通してコミュニケーションの力を育もうとする個別支援学級の子どもたち。

「大丈夫です」? 何で 敬語なの急に 今日 どうしたの 大丈夫?とっても静かで手のかからない1日を過ごしたように見えるんですけども本人が帰ってきて言うセリフは「僕もう学校やめる事にするよ」というセリフだったりするんですね。 先生たちは 勇一郎くんの思いをしっかりと受け止めてくれました。 発表会では 大好きな戦国大名のおもてなし料理を紙粘土で再現する事にしました。 緊張を和らげようと個別支援学級の森岡先生がリハーサルをしてくれました。

中学の支援学級の子どもの多くは就労支援を行う学校などに進みます。 勇一郎くんは歴史の発表会を きっかけに友達との関係が少しずつ変わってきていました。 前進だ 前進!勇一郎くんはその夜 ノートに書きました。 勇一郎くんが 嫌な思いをしたという事が分かるのかなというとこの話のままでもいいと思うんですけども子どもに話すなり読んでもらうなりして「どう思う?」って。

中休みに 一人でトイレに行くと後から入ってきた自分より大きな子に普通の人と個別の子の差を言っているような感じ。 多分個別級だからやったと思うし自分が そういうふうにさやられたら… やられたら個人の事をさ。 「中休みに一人でトイレに行くと『個別級の子だよね』と言われ『そうだけど』と答えると『個別の子 トイレ長いね』と言われました」。 これ すごく特別な事?うん…これね個別級の子たちはこれが 自分の中で いくつか一緒になってる人もある。