SWITCHインタビュー 達人達(たち)「坂本龍一×福岡伸一」

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この番組のまとめ

タイトルは「async」。 4月末 坂本の新しいアルバムのコンサートが開かれ 福岡も招かれた。 このアルバムで提示しようとした事っていうのが…彼に向かって問いかけてみて…コンサートで使われた楽器が並んでいる。 26歳 アルバム「千のナイフ」でソロデビュー。 映画「ラストエンペラー」の音楽で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞。 でも この話の中で大事だなと思う事は…今回の坂本さんの「async」というアルバム。

我々 人間のね 脳の特性としか言いようがないんですけども…言葉による 分ける力分節の力っていうのは すごくてその事によって 本来…あるいは 生理学のフィジオロジーの最初のPhysis フィシスっていうのが本来の自然という意味でプラトンとかソクラテスが出るよりもありますね ありますね。 客観的な観察者である事を一旦やめて フィシスのノイズの中にそうなんですよね。 これはね 元のフィシス側の自然物としてとっても強いのね。

もともと このロックフェラー大学と私の関わりは遡る事 30年ぐらい前に理科系は 修業というか一人前になるのがなかなか長くてですね。 京都大学で博士号を取得後ロックフェラー大学に来たのは 28歳の時。

遺伝子実験の挫折から 福岡は動的平衡の考えに行き着いた。 だから…なんとか この要素に名前を与えるんじゃなくて…福岡は今 動的平衡の数理モデルを打ち立てようとしている。 この絶妙なバランス絶え間のない流れが動的平衡だ。