日曜美術館「ミュシャ 未来を見つめる超大作」

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この番組のまとめ

まるで別人のような作品をなぜ描いたのか?ミュシャが一世を風靡したパリ。 パリを捨て 50歳で戻った祖国はミュシャは 民族の壮大な歴史を描こうと大作に打ち込みます。 ミュシャが活躍した時代アール・ヌーヴォーと呼ばれる新しい装飾芸術が 花開きました。 100年以上前 ミュシャが描いた当時に印刷された 貴重な広告のポスター。 当時 ミュシャは34歳。 ミュシャが描き上げたポスター。 実はその陰には ミュシャの知られざる努力と探求がありました。

僕 実を言うと ミュシャってアール・ヌーヴォーの美しいデザインのデコレーション的なものっていうのが僕の頭の中… 最初 ポスターから。 ミュシャの祖国 チェコは長年 独自の文化が否定されていたのです。 ミュシャが目を向けたのはチェコの名もなき人々でした。 ミュシャは歴史のうねりの中で8世紀ごろ スラヴ民族が祝った収穫祭の場面。 ミュシャは 「スラヴ叙事詩」の大画面に登場する人物全てにモデルを用いたとも言われています。

我々であるというか人々であるっていうのが「スラヴ叙事詩」20点の中でミュシャが繰り返し描いたのは戦争に巻き込まれた人々の姿です。 20年以上世界各地の紛争地帯を取材し戦争に巻き込まれた人々の姿を撮影してきました。 紛争地から逃れてくる時水を ためられるバケツであったり転がっている壺であったりから紛争地から逃れる時にはまずは 手に取るものとして全体の この大きさの中で子供を守り続ける こちらの女性にカメラを向けて一歩 踏み込んでいくと思います。