100分de名著 維摩経 第2回「“得意分野”こそ疑え」

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この番組のまとめ

維摩が病気と聞いた 釈は見舞いに行くように弟子たちに頼みます。 「100分de名著」 司会の…前回に引き続き 「維摩経」の世界を読み解いてまいりましょう。 こちらにあるのが 釈が維摩の見舞いに送ろうとした弟子たちです。 舎利弗が拒んだのは以前 維摩に やり込められた事があったからです。 ある時 舎利弗が林の中で静かに瞑想していたら舎利弗さんいうたら これお釈さんの弟子の中で「智慧第一」ってだいぶ賢い人なんですよ。 舎利弗に断られ 釈は目連に見舞い役を頼みます。

その 欲望を捨てるための頭陀行の項目の一つに乞食行というのがありましてそれは 他者から食べ物を施してもらって 食べるという…う~ん この乞食行というのが平等とかね自然のままにというのはまだ ちょっと分かるような気するんですけどこの 「食べないために食物を受け取る」とか「受け取らないために受け取る」とかこうなってくると 何のこっちゃよう分かんないですね これ。

それが この方 文殊菩です。 文殊菩は 智慧の象徴として多くの信仰を集めた菩ですね。 あっ 「文殊の知恵」の?「三人寄れば文殊の知恵」というのは これはですね文殊菩は智慧の象徴なのでああいう ことわざが。 釈は 文殊菩にお願いするんです。 さあ 文殊菩が行く事に決まりました。 どんなお見舞いになるのでしょうか?文殊菩が 維摩の見舞いに行くと知った弟子たちは「二人が話をしたら すばらしい教えが聞けるに違いない」と文殊菩は 少しも動じる事なく答えました。 続いて 文殊菩は維摩の病状を尋ねます。