これで 絶滅危惧種の生態調査に 活用したり更に 新種の生物を発見できるかもしれないと期待されているんです。 なんと このポイントの水深400mの部分から…環境DNAによって生物の調査方法が大きく変わると考えています。
最近ではかなり いろんな生物に応用されてまして例えば 北海道では幻の魚といわれるイトウとかですね大阪の淀川ではですね天然記念物のイタセンパラというのをやっていたりあるいは兵庫県では カワバタモロコという絶滅危惧種の調査なんかにも既に使われています。 ちなみに1か所からサンプルを採るとどれくらいの範囲の事が分かるんですか?例えば 水1リットルの中に入っているDNAが どれくらいの範囲の生き物の情報を反映しているかっていう事をですね海で調べた事があるんです。
環境DNAで調べられるのはそのうちの何種類くらいですか?え~とですね今 私たちのチームで使ってるメタバーコーディングの対象領域に絞った話なんですけど…水をくんできて DNAを調べればそれが分かるとそういう状況でですね今 この7千をもっと 8千 9千と増やそうという努力を進めているところです。 実験では 湾内の47地点で環境DNAを使いマアジのDNAの量を測定しました。