アンモニアを火力発電の燃料として使う研究が急ピッチで進められています。 低炭素社会の切り札アンモニア研究に迫ります。 え? どうやって?これ アンモニアをですねえ~? 減らす?はい。 え~?燃えにくいアンモニアをどうやったら燃料にできるのか。 アンモニアのガスを吹き出す装置に火を近づけると…。 このオレンジ色の炎がアンモニアが燃えた時の炎の色。 この流れが アンモニアを安定して燃焼させるポイント。 こうした研究を踏まえてアンモニアを燃料とする火力発電の実証実験も行われています。
小林さんたちはアンモニアを燃やした時に発生する窒素酸化物の排出量を抑える研究もしています。 アンモニアを燃やした時どれくらい 窒素酸化物が出るかというとこの実験では およそ1,400ppm。 小林さんはアンモニアの濃度を調整する事で窒素酸化物が減らせるのではと考えました。 アンモニアの濃度を濃くしたら普通 窒素酸化物も増えてしまうのかなと思ったら逆に減ってましたけどあれは どういう事なんですか。
実際にアンモニアで燃料電池が働くのか。 アンモニアで腐食しないガラスの開発によって水素を使った燃料電池と同じような性能を発揮できたのです。 こうなるとアンモニアを使った燃料電池ももうすぐ できそうですよね。 自動車以外にも家庭用の燃料電池現在では 都市ガスを中心にしたものなんですが既に20万台以上 普及しているといわれています。 大体 出力は1キロワットレベルなんですがこれと同じ程度のものが アンモニアでもうすぐ できそうなんですね。