司会は 俳句が大好きな岸本葉子が務めます。 やはり 俳句というと季語があってどうしても その季語がありきの文の組み立てをしなきゃいけないっていうふうに難しく考えがちなんですけどもイメージとしては…季節感が とてもあって映り出すというか 世界観があってとても 五感を鋭くしてないといけない世界なのかなと思いました。
東京に向かって上京してくる方は「富士に向かって」という事になるでしょうし逆に 東京から 静岡支社みたいな所に行くとすればこれは 「富士に向かって」になるでしょうし更に言えば 東北の方から山梨に向かうって時もやっぱり 「富士山に向かっていく」っていう事になるでしょうし。 こちらは すごく先生の説明を頂いたんでよく分かったんですけども私も 朝早く 大阪の方に出張じゃないですけどお仕事があった時に明け方から新幹線に乗っていくと富士山が 富士宮の方で見えてくると「あ~ 朝が来た。
容易に こちらの言う事を聞いてくれないっていう事を詠んでる訳なんですけど結局 それは子どもに かかずらっている私っていうのを示してる句なんで悪い句ではないんですけども究極的には やっぱり その良妻賢母であって子に かかずらっている私という事を強調している句という事が言えると思います。 いろんな… 俳句って季語とか 三段切れが駄目だとか中七が どうとかっていういろんな縛りがありますけれどもそういうのを抜けて一番大切なのは 自分自身を出す。