100分de名著 ジェイン・オースティン“高慢と偏見” 第1回

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22:45:00▶

この番組のまとめ

作者のジェイン・オースティンは 今年没後200年となるんですがイギリスでは 国民的作家として非常に親しまれていましてそういうレベルの人ですね。 廣野さんには 2年前「フランケンシュタイン」の回でもご登場頂きましたね。 いまだに あの時 教わった「僕らが フランケンシュタインって呼んでるあいつはあくまで フランケンシュタイン博士のつくった怪物であってやつの名前じゃないんだよ」みたいのを自分の知識のようにひけらかしております。 今回の「高慢と偏見」ですけれどもイギリスでは 大変人気のある小説だそうですね。

いや 何か英文学って もっとこうきれいな自然の描写とかお城の外から見たような景色とか何か そういうふうに 美しく始まるのかなと思ってたら突然 もう 「独身男性というのは結婚相手である」みたいなのから始まってすごく びっくりしました。 そこに 結婚相手としてはパーフェクトなお金持ちの独身男性ビングリー氏が入ってくるという事なんですよね。 でも お母さんは エリザベスを全然 評価していなくて美人の長女と 末娘で母親によく似た娘がいるんですけどもその二人をかわいがっているという。

しかも それを言ったダーシーというのがもう 身分も財産も備えた本物の紳士ですから…エリザベスから ダーシーへの偏見が。 ダーシーは 人見知りなだけで別に 嫌みを言おうと思ったわけでもなくてだけどそのエリザベス自身の方の中にあるちょっとしたコンプレックスとかいろんなものと相まって「あの人は すごく見下してるに決まってる」みたいなコリンズは ベネットの甥で彼の遺産を相続する事になっている人物。 でもですね コリンズ確かに変わってますけれどもここまでエリザベスも嫌わなくていいんじゃないかなとも思うんですが。