NHK俳句 題「海月(くらげ)」

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この番組のまとめ

加茂水族館といえば 海月の展示数世界一の水族館として有名です。 村上さんが海月を主役にしようと考えてそのおかげで水族館が生き返りました。 太陽光電池に対して「月光電池」っていう詩的な言葉を持ってきたところの面白さがあると思います。 村上さん この月光電池を抱えた海月って月夜に光ってるようなそういうイメージ受けるんですよね。 「小さくて可愛くて」まで読むと何か 可愛い生きものが来るのかなと思ったら最後に「毒海月」っていうこのインパクトですよね。

短い俳句ではなかなか 海月のかさがこれだけの長さだとか触手が どれだけ伸びてるとか自然観察的な写生が言い尽くせないところがある。 村上さん あの~ 海月って食べる海月もあって村上さんは ご自身の水族館で海月を こう…レストランで出されてるそうですね。 海月の歯応えって 音で表すとどんな感じなんですか?よく水分抜いたものはコツンコツンというようなコリコリというような音ですけども水族館で出してるのはもっと水分がある… それをスライスして 刺身なもんですから刺身で食べるともうちょっと… 何だろう。

これも 何か ジェットコースターと知らずにジェットコースターに乗せられてるみたいな句で 「小さくて可愛くて」まで読んだ時には予想もしなかったような言葉がいきなり「毒海月」という事で入り込んでくるというところが引かれました。 この事で 海月の鈍さ 重さそれから 視覚的にもですね海月という言葉が一句の一番最後に来る事によって水槽の底に沈んでゆくその海月が視覚的にも再現されるんじゃないかと思いました。