100分de名著 ジェイン・オースティン“高慢と偏見” 第2回

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この番組のまとめ

ビングリーと長女ジェインが恋を深めてゆく一方主人公 エリザベスと高慢な大富豪 ダーシーは偏見や プライドによって誤解と拒絶を繰り返します。 「だから いまのダーシーを見ると先代の なつかしい思い出が「パーティーが終わったときエリザベスの頭のなかはウィッカム氏の事で いっぱいだった」。 ダーシーへの「反感」という点でもウィッカムに共感した エリザベス。 もう 見るからに色男ウィッカムが登場しましてエリザベス でも だいぶのぼせ上がってるようでしたよね。

こういうふうに ダーシーへの反感と嫌悪感でエリザベスとウィッカムは更に接近していくと。 ですから エリザベスとウィッカムはダーシーを介した共謀関係になっていたという事なんですよね。 さあ ウィッカムに恋しているエリザベスの偏見がどうなっていくのか見てみましょう。 エリザベスは ウィッカムから聞いたダーシーの話を全て 姉のジェインに打ち明けました。 それに対して エリザベスは読者もエリザベスが賢い女性なのでつい エリザベスの見方に傾いてしまって意外と ジェインの方が正しい事を言ってる事もあるんですよね。

周りの女性も みんなウィッカムにのぼせ上がってしまってその中で 自分は選ばれたのだという意識が またプライド…。 オースティン家の階級はどこだったんですか?これは 中産階級ですね。 先ほども 話に出ましたように中産階級というのは結婚や経済力によって社会的地位が大きく変動する階級ですから その分…こういう事をオースティン 言ってましてそれで物語を書き続けたんですね。