超入門!落語 THE MOVIE E「風呂敷」「不動坊」

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この番組のまとめ

たった一人で全てを演じきる究極の話芸 落語。 時代時代の落語家によって数多くの名作が語り継がれてまいりました。 見る落語どうぞ 一席 おつきあい下さい。 江戸時代 風呂敷は多くの人に使われていたそうです。 昔は 長屋に必ず一人は相談役というんでしょうかね兄貴だとか 兄さんだとかいわれているようなそういう人がいて 何か トラブルとかそういう事があるとそういうところへ持ち込んだんだそうでございますけどね。 今日ね うちの人が 横浜まで用足しがあるからってんで朝早くに出かけたんですよ。 すぐに布団敷きまして」。

押し入れん中に その新吉ってのが隠れてんだろ?押し入れの目の前におめえんところの亭主が酔っ払って座ってんだよ。 じゃあ ちょいと行って逃がしてやるから一足先に帰って… いいかい?お前んところの亭主をな押し入れの前から 一歩たりとも動かすんじゃないぞ。 おっかあ すまねえちょいと押し入れからな風呂敷の大きなやつ一枚 出してくんな。 何がといってね 俺は 今日ね横浜まで用足しがあるんで朝早くに出かけたんだよ。

お茶 飲んでたんだと思うんだけどさそうしたら その亭主というのが遅くなるからと言って出かけたのにねへべれけに酔っ払って帰ってきちゃったんだとさ」。 しょうがねえからさその若い者を押し入れへ隠してその亭主を寝かしてから逃がそうと思ったらその亭主が押し入れの目の前にどっかり あぐらかいちゃって寝ねえんだとさ」。 ちょいと前出さしといてねこの風呂敷をねその亭主野郎の頭に ふわ~っとこうね かけたんだよ。 江戸の町には 田舎から 奉公や出稼ぎで出てくる男たちが多くなんと 女性の倍近く男性がいたんだそうです。

考えて歩いてる途中向こうから来たのが林家正蔵の弟子の林家正八。 ただ 寄席に置いてきてしまってるものがございまして幽霊火 焼酎火なんていうのを作ってもらえたらありがたいんでございます。 万さん 今の話 聞いた?台所行くってえとね適当に 瓶が ゴロゴロ ゴロゴロ転がってるからアルコール買ってきてそれから 何が要るかい?」。 寄席の場合は三味線のお師さんがいまして『幽霊散手』というのを弾いてくれるんですけどもそれに合わせまして大太鼓でもってドロドロ ドロドロドロ…。

座布団1枚取っちゃうぞ本当に。 大丈夫です 幽霊火なくても出ますんで 喧嘩やめて下さい。 チチチン チンチン ドドド!」。 「もう おめえら ろくでもねえんだ本当に! おい 幽霊!俺だけだよ この3人の中で寄席に行ってんのはな。 寄席なんてえのは人生の中で ほとんど役に立たねえけれどもなこういう時に役に立つんだ俺に任しとけ! いくぞ」。 「ホーホケキョ!?あなたの寄席って江戸家子猫だったんですね!」。 「何だよ 湯の帰りに話したと思ったら 忘れちゃったのかな?不動坊火焔の幽霊だ!」。