伊集院さん 前回までは 偏見がどのように生まれるか学んできましたけれども今回からは いよいよエリザベスとダーシーの「恋のゆくえ」に焦点をあてていきます。 ベネット家の長女 ジェインと次女 エリザベス。 エリザベスは 高慢な大富豪ダーシーに怒りと偏見を持っています。 パーティーで エリザベスは主催者のサー・ウィリアムからダーシーと踊るように勧められますが…。 「エリザベスはあわてて サー・ウィリアムに言った」。
看病のために駆けつけたエリザベスは図らずも ダーシーやビングリー兄妹と 同じ館で数日を過ごす事になります。 エリザベスは その自信が自分の中にないから自己評価として それが私の事だって事がないから「また この人変な事 言ってる」と思って「そんなやつ いねえよ」って言っちゃってるじゃないですか。 そしたら今度 ミス・ビングリーは自己評価としてそれが 自分の事だと思ってるから「うわっ 私の事 否定してる。
ほんとに 嫉妬するぐらいよく できてるのはその ミス・ビングリーはエリザベスの事を「同性をこき下ろす嫌な女よね」と言ってるというこの行為は同性をこき下ろす嫌な女なんですよね。 こういうところにこの作者の オースティンの非常に巧みな皮肉が見られて結果として ミス・ビングリーは…皮肉な役柄を負っていると。 そんな女性と親友を結婚させるわけにはいかないとそれを聞いてエリザベスの怒りに火がつきます。