NHK短歌 題「学校の科目・教科」

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15:00:45▶

この番組のまとめ

黒瀬さん 久しぶりの再会だと思いますけれども朝吹さんの作品の魅力はどこでしょう?今 連載されている「TIMELESS」という小説ですけどねそれを まるで流麗な叙事詩のようにずっと とうとうと時空を超えて語っていくというそういう物語が これどこに行きつくんだろうってすごく楽しみでずっと読んでるんですけれどもそういう日本語の美しさを堪能させて下さる書き手だなと思っていつも読んでおります。

この比喩の中に 切迫感みたいなものがあってですねそれが 「口癖を移し合ひたる」10代の少年少女の人間関係の濃密さみたいなものを表してるんじゃないかなと思うんですね。

朝吹さんこの歌どうでしょうか?今 黒瀬さんがおっしゃったように「口癖を移し合ひたる」というこの部分が 声のトーン直接的じゃなくて声のトーンとか そういう間接的なところが似てくるというそれが 官能の萌芽というかつぼみみたいな感じでとても すてきだなと思ったのと「硝子瓶の光る」というところによって理科室特有の光がさす事によってちょっと ほこりが立っていて朝吹さん自身は 短歌をお作りになった事は…?ないんです。