あ~っ!すげえ〜! 怖い! でかい!先生の作品を拝見してるとねいつも思うのは…8月某日。 怪談家 稲川淳二の登場です。 それで 壁のスイッチカチンって 入れたんですよ。 …ていうのは 普通のビジネスホテルじゃないんですよね。 でも まず家具がねベッドがあって テーブルがあって椅子があって戸棚があってってあるんですが全部おそろいで少し曲線を描いていて白く塗ってあっててっぺんが黄色の…ロココ調の家具なんですよ。 天井ね 小さなシャンデリアなんだ。
ビジネスホテルにVIPルームないですから。 ほとんど寝ないような状況で朝になって出がけに 1階のフロントに行くと昨日の40代半ばの男の人がいたんで 鍵 返しながら「あちら 一体 どういう部屋なんです?」って聞いたらね「あちらでございますか。
稲川さん でも…話をしてると 下手側で 一番端の前から4列目ぐらいかな…でも 闇の中で 赤い手見えませんもんね。 両膝をついて 刃物で首を突いて息絶えている心地いい風が畑を吹き抜けていくとその風に乗って どこからか♪「赤いはんてん 着せましょか」という何年かすると…これって もしかして考古学じゃないけれども話の破片と破片が出来上がってつぼになったり丼になったりするじゃないですか。
弱っちゃったなと思ったら 「お前デザイン方面でもいいじゃないか」って言ったのが始まりですから。 稲川は もともとインダストリアルデザイナーだった。 工業製品や店舗の設計などを手がけ通産省のグッドデザイン賞を受賞した事もある。 楳図かずおは 日本の漫画界に恐怖漫画というジャンルを切り開いてきた。 楳図の作品世界は多くのクリエーターたちに強烈な影響を与えてきた。 「十角館の殺人」など本格派ミステリー作家として知られる 綾辻行人。
勝手に入っていいって言ってんの 先生が。 このホワイトが きれいですもんね。 実はね ホワイトって私 一応 デザインやるんで言うんですがね…グレーも そうだけどブルー系か グリーン系か黄色っぽいのとかあるんですよ。 純粋なホワイトって とっても難しいんですけど先生のホワイトっていうのは多分ですよ。 病院なんかで使うホワイトなんですよ。 楳図先生 いらっしゃいますか?お邪魔してます。
階段は 楳図作品において度々 重要な役割を果たす。 この 真ん中に ダイヤが来てるってこの状況だって… 普通 先生ずれたら やっぱり 嫌でしょう?やっぱり これが ずれてるとね「ちょっと違う」と言いますもんね。 あの人の場合ね横も縦もないような感じなんだけどでも 先生ね 確かに言える事は顔が左右対称でもし 作るとすると それ生きた人間に見えないですよね。 だから 「まことちゃん」と ホラーってそういう位置づけで…幼稚園児 まことちゃんと小学生の姉 美香を中心に人気ロックスターの らん丸。
でね もう一つ 先生の作品を拝見してると いつも思うのはあ~ なるほど そうかもしれない。 この作品が出版された事で楳図は漫画家になる決意を固めた。 裏表紙を飾った絵が現在の楳図邸のステンドグラスのもとになっている。 だから やっぱりね時期というのが あるみたいで…あの先生の作品を 若い頃の作品存じ上げてるけどまねしようと思ってまねできる人いないんじゃないかと思って絶対に。 人間の成り立ちの…その世界観は恐怖漫画というジャンルに収まりきらない深化を遂げていく。 主人公は 漫画家 楳図かずお。