Tokyo.そのインフラが今 一斉に老朽化を迎えています。 こうしたトンネルや橋などの事をインフラストラクチャーといいます。 このインフラなんですが高度経済成長時代以降に整備されました。 非常に画期的な成果を上げているんですが最初にご紹介するのはどのインフラに異常があるのか一度に大量に調べる技術です。 宇宙から見てミリ単位で計測できてしかも 一度に広範囲が分かるってすごくないですか?この技術は 実は橋だけじゃなくて空港とか港湾施設それから 地下構造物による地盤沈下などにも応用できると考えられてるんですよ。
内閣府のインフラ維持管理プログラムのリーダーを務める 藤野陽三さんです。 このチーム以外にも…インフラの維持管理という事なのでまず 点検をするとかですねモニタリングするとかいう事とそれから 実際お医者さんと同じでその結果からどういう状態なのかって診断しなければいけない。 あるいは 台座を作ったりしなきゃいけないんですけど…オリンピックの頃に大量に造られたものが多いんですけどもその時は やはり…鉄筋をさびさせてしまうという事で…これ 打音検査といってこの音の変化によって内部の損傷を推測するんですよ。
損傷のあるなしを波形で計算するモデルを作り自動的に損傷箇所を探す事にしたのです。 へえ~!さて ここまでインフラ点検の新技術をたくさん見てきましたが…鋼の棒。 その引っ張り力が働いてるとこの鋼材がこの鋼材の劣化を確実に点検するという事は研究者の長年の目標だったんですね。 橋の経年変化も分かりますし劣化の状況も分かるという事でこれも 非常に有望な技術だと思ってます。