なぜ 先生が ここに?今日はですね 「実家の経済学」ということについて 考えたいと思います。 実家の経済学…。 ちょっと 遠ざかっていたら実家が散らかり放題!?…なんて 問題も起きています。 先生 ご実家はどちらなんですか?私 神奈川県の横須賀っていうとこなんですね。 漫画家の蛭子 能収さん。 どういうきっかけで実家を離れたんですか?東京行くからね」っつって。 それまで 特に26ぐらいから29ぐらいまでが 一番実家に帰りにくかったですね。
つまり まあ 子ども特に 子どもの場合ね生まれてくる時 自分の意思で生まれてるわけじゃないからそうすると 生まれた時点で もう親との間で 血縁という形でのつながりがあって…先ほど 蛭子さんも おっしゃった実家 出られる時にお母様に対して 「大丈夫かな?」とか 「1人になっちゃって」みたいなことおっしゃってましたよね。 親としては普通に言ってるかもしれないけどつまり コミットメントが強いってことは退路を断ってるわけですよね。 これも 血縁というコミットメントのなせる業。
こういうのを全部まとめて 交渉費用…。 昔は 親子間の交渉費用はほとんど かかりませんでした。 今の親子は 住む場所も生活環境も異なる事が多く 会話は弾まない。 交渉費用ですか。 又吉さんの場合この親子関係で 何か交渉費用が考えないと いけないというか。 それは さっき お話しした交渉費用がね高くなっちゃったっていうふうに考えるわけですよね。
じゃあ その 交渉費用ですね情報の非対称性を いかに少なくしていくかっていうね。 ♪~最近 世の中を にぎわしている片づけられない実家の問題。 で 更に 父親が退官したあと研究職なんですけど職場にあった膨大な本とかも家に持って帰ってきちゃったんで大変なことになってます。 今のお話あったようにご実家に帰られた時にその 中学校の時に それで ずっとウーロン茶でも コーヒーでも なんでもそれで飲んでたから これがいいと思ってるんでしょうけど今は もうちょっとシンプルなやつで飲みたいんですよね。
確かに経済学的には そういうのはマーケットに出して 市場に出して取り引きしたほうが いいだろうっていう考えもあるんだけどもでも 出すほうが納得しないですよね。 価値を変換することによって出す側の人も 納得してで 捨てるというかタイプなんですけども まあ それで自分の判断で こっちに聞く前にもう 捨てるモノをもう 俺のモノでもまあ これは要らんと言って判断して 捨てたりするんですよ。 実は 経済学では これについてもちゃんと研究がありまして大阪大学に 前 いらしたですねホリオカ先生という方が…。
王朝っていうのは まあ「ダイナスティ」って言うんですけどホリオカ先生は 日本とアメリカでですねどの動機が 一番 重要だと考えているかというのを調査したんですよ。 どう思われますか? アメリカと日本でどんな差が出てくると…?俺は 1番の利己的が アメリカ。 これは非常に ですからホリオカ先生の研究結果は衝撃を与えたんですよ。 まあ 意外にですね 利己的だと思われがちなアメリカで利他的な動機で。