サイエンスZERO「地球を救う!?神秘の生物 ミドリムシ」

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この番組のまとめ

世界各地で今もなお続く…供給力と安全性が問われる…実は ミドリムシの体内では植物や動物に含まれている59種類もの栄養素が作り出されています。 ミドリムシが 植物と動物の性質を兼ね備えた生物になったのはミドリムシって もともとは動物で植物の遺伝子を自分で取り込むって何か そんな事できるんですね。 ミドリムシは 植物と動物 両方の性質を持っているって事でしたけどもふだんの生活でも 両方の性質が反映されてたりするんですか?そうなんですね。

わあ そんなに入ってるんだ!すご~い!栄養素の種類はどれぐらいあるんですか?それは 例えば 人が必要な必須アミノ酸っていうのがありますけどイソロイシンとかロイシンとかこういったものも全部ミドリムシが作るという。 実は純粋培養するために必要なのが高い二酸化炭素濃度を保った環境なんです。 一体なぜ二酸化炭素濃度が高くても生きる事ができるのでしょうか。 しかし 生物は酸性に弱いのでナトリウムポンプと呼ばれる機能を使いそのため二酸化炭素濃度が高い環境でも生き続ける事ができると考えられています。

去年12月行政と5つの企業が協力してワックスエステルを燃料に利用しようというプロジェクトが始まりました。 ワックスエステルの主成分であるミリスチン酸はおよそ19℃以下になると液体から固体になります。 そのため 気温の低い上空を飛ぶジェット機の燃料としてワックスエステルへの期待が高まっているんです。 バイオ燃料の中でジェット燃料に適したものって少ないものですから ミドリムシが作るワックスエステルっていうのが非常に注目されてますね。