100分de名著 大岡昇平“野火” 第2回「兵士たちの戦場経済」

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この番組のまとめ

この二人がですね まあたまたま この会話の中で「俺 女中の子なんだ」というふうに永松が告白すると生き延びられるんじゃないかというような予感それを まあ永松は持っているのでパシリで こき使われながらも最初は だから雇用関係のような協力関係のような関係を結んでるんですけどもそれがやがて強権支配とそれに対する隷属というような主人と奴隷みたいな関係になっていってしまって…この戦場経済には参加できていないですけれどもひょんな きっかけからですねまた別の代替貨幣と言いますかね価値あるものを手にして彼自身も戦場の資産家

予期しなかった事態としてフィリピン人の男女が 突然やって来て向こうは完全に特に女性の方がパニック状態になっていて悲鳴とも言えない叫び声を上げてしまってまあ 撃ってしまうんですけどね。 今度 田村が別の部隊と合流する事になるんですけれどもその時に…階級的に上の 伍長とかも「その塩を分けてくれませんかね」みたいな非常に フレンドリーに接近してくるという事でもしかしたらこの部隊が目指す先に…今まで孤独に死と向き合ってた…うわっ 何かすごい話になってきたな。

しばしば 会社員あるいは官僚として倫理的に生きようと思った時に時には 会社とか組織の不正を暴くと言うなれば 内部告発という事これは とても倫理的な行動ではあるんだけれどもこれは 会社とか組織への裏切りだというふうに見なされる事もあるわけですね。 もちろんですね今も この戦闘が継続していて自分が戦闘能力を持っている兵士であるならばほとんど 戦闘能力を喪失してしまった極限状況の兵士にとってはむしろ この銃を持っている事が負担になってくるのかなと。