NHK短歌 題「穀物」

戻る
【スポンサーリンク】
06:15:08▶

この番組のまとめ

黒瀬さん 今日の一首は?もし 違う世界に生まれてたらね信長みたいな覇王になったかもしれないけれどもこの世に生まれたんで平々凡々な彼と僕とがなぜか しょぼく観覧車に乗って遊んでると。 いろんなものが にじんでると思うんですけれども何か その情景が すごく私は自分で 自分の穂を見ながらああ いいなあって 一度は言ってみたいって思いながら今年も 粒 小さいなあとか私の場合 自然農とアイガモ農法で素人ながら頑張ってるのでこんな事 言ってみたいなと思います。

例えばね このお母さん長くね 一生懸命 苦労して仕事して 生きてこられてもう この年になってちょっと楽しようかなとかちょっと贅沢してみようかなって自分を許す気持ちっていうのもあるのかなと。 戦中戦後 米が配給制だった時に使われていた米穀通帳ですけれども昭和30年ぐらい以降は形骸化したらしいですけれども上手な歌だなと思いました。

何かね すごく大げさでね大げさだからこそどっか ナンセンスでユーモラスなんだけれどもその事によって安中華屋の風景がですね一変して 広大な砂漠というか本当に その砂漠の中をレジに並んでると 前に赤ちゃんを抱いたお客さんがおられてそれを見て 自分も米袋をぎゅっと抱き直したという歌で赤ちゃんに対する作者の不思議な 複雑な感情もちょっと にじみ出てるかなという歌なんですけれども「レジの前」とか 「後ろ」とか場所の言葉が多くてちょっとうまく場所関係が とりづらい。