準決勝の第1試合、広陵と天理。 杉本先ほど挙げた3点が余計に平元君の気持ちを楽にさせましたね。 酒井キャプテンのキャッチャー、城下。 杉本天理とすればなんとか平元君からヒットを重ねてランナーをためたいところですね。 杉本狙いとすれば平元君のストレートだと思います。 酒井本来ですと140キロ後半が出るピッチャーです。 杉本今日は本当に7~8割の力でコントロール重視で冷静に投げています。 天理高校にとってみたらまだまだいけるという気持ちを与えるホームランだったと思います。
3人で終わるというのが一番大きかった天理高校の守備のテーマですからね。 では、天理高校に寄せられた応援メッセージをご紹介します。 杉本この回は3人で切り抜けた次の回ですから天理高校は大事です。 酒井準々決勝の明豊高校戦でも中盤、試合が少しこう着したときに三者凡退で打ち取ったあとに得点をまた取って突き放すという攻撃がありました、天理。 酒井ラストバッターピッチャーの坂根。 酒井杉本さんがのご指摘その辺りはどうか。 杉本先ほどの広陵高校の平元君の調子を見ていますとここは天理高校は絶対に1点もやれませんね。
杉本通常はこれだけ長打を警戒していますので一塁ランナーがホームにかえるのは難しいと思いますが足の速さだったら可能ですからそういった意味でも一塁の代走ですね。 酒井俊足ランナー高田桐利、かえってきました!11点目!チャンスで確実にランナーをかえすバッティング酒井甘い球をしっかり呼び込んだわけですね。 杉本この辺りの徹底ぶりはやはり広陵高校は見事ですね。 杉本高田桐利君が守ることができるのは広陵高校、大きいですね。 酒井本当に序盤から中盤にかけても天理は各打者が狙いを持ったバッティングがしています。
杉本ピッチャー代わりましたが恐らく、ストライクは全部打つぞという気持ちで積極的にくると思いますのでいずれにしてもやはり広陵バッテリーは酒井野球部を代表して1人の応援団長を天理高校は伝統的に選ぶんですが選んだ野球部の団長は、応援中も表情を崩さず声も発さないという伝統があります。 酒井ファーストに入っていましたので杉本先ほど酒井さんもおっしゃったようにずっとファーストにいた山本君ですので投球練習、そのあとせずにマウンドに上がったので非常にそういった意味でも大変なリリーフです、山本君。
杉本それと、やはり場面場面での両軍の広陵高校、中井監督天理高校、中村監督のベンチワーク。 酒井そういったところでは最後、広陵高校の中井監督は、もう一度山本投手をマウンドに送るという継投を見せました。 杉本広陵高校の中井監督は4点差がついていた場面で9回、ツーアウトランナー、一塁から代走を送って1点を取りにこようとされた。 杉本天理高校も本当によく得点を挙げたんですが後半は広陵高校に7回に3点を挙げられその裏に2点を返しました。 ですから、常に攻撃でも先手を取っていたのが後半、広陵高校でした。
広陵高校の中村選手に聞きました。 天理高校、碓井投手の談話三輪アナウンサー。 杉本しかし、これを逃さない中村君のバッティングですね。 杉本とにかく両チームの思惑というのが本当にいろいろと交錯したような試合だったんですが杉本ですから、中村君の前にランナーを出した広陵高校が1つ、上回ったかなと思います。