猫のしっぽ カエルの手 2017~夏 京都・大原 ベニシアの手づくり暮らし〜

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この番組のまとめ

ここで 季節の移り変わりを楽しみながら手づくりの暮らしを送るイギリス出身のベニシアさん。 ベニシアさんが 毎年楽しみにしているのが新鮮な夏野菜たち。 じゃ アンチョビ入れます。 アンチョビは浸してあった油も一緒に入れ更に 滑らかになるまで丁寧にすり潰す。 オリーブオイルは 少しずつ入れるとアンチョビとよく混ざる。 これ多分 10年以上持ってるんですよ このブルーの。 ベニシアさん以前から気になっていたお店へ。 ベニシアさん 饗庭さんからのアドバイスで一緒に京うちわを選ぶ。

江戸時代から続く工程を今も大切に守っている饗庭さん。 饗庭さんは 時代に合った新しいものを作る事こそがで ちょっと飾りの分野に入ってきてっていう事ですけどあれを持って歩くのがかっこいいとかいう事になるとファッションにも入る訳やないですか。 長い歳月をかけて 日本の暮らしに潤いを与えてきたその繊細な美しさがベニシアさんの心に響く。 香川県のしょうゆ出荷量は全国第5位。 当主の山本康夫さんが蔵を案内してくれる。 最初に不思議な事を聞かれた。 いろんな発酵食品の菌とけんかすると納豆菌の方が強いんですね。

この日は タイミングよく熟成したもろみから しょうゆを搾り出す作業を見る事ができた。 小豆島の そうめん作りは江戸時代そばや うどんと違いごま油を塗り込んで延ばしていく事で細くて歯応えのある麺が出来上がるのだ。 小豆島は オリーブの生産地としても知られている。 山田さんは 日本で初めてオリーブの有機栽培の認定を受けた農家。 日本人の味覚に合った割と優しい感じのオイルですね。 例えば これはミッションっていう日本で初めて栽培が始まった品種。 一番これが ミッションっていう品種が小豆島の人 たくさん育ててる。

オリーブを枯らしてしまうぐらいの虫っていうのはオリーブアナアキゾウムシっていう1種類だけなんです。 農薬を使わずに 卵を産む場所とかが 大体決まってるのでそこが いつも見えるようにして毎日1日1回来て 見てるんです。 山田さんは 1年365日毎朝2時間ほどかけて畑を見回る。 体調を崩し休職した時に訪れたのが妻の郷里であるここ 小豆島だった。 オリーブって 植えて育てたらその実を採ってそこで 山田さん オリーブアナアキゾウムシを自ら飼育する事から始めた。