列席したフランスの貴族は嘲笑しこう揶揄します。 今でこそ当たり前の事ですが当時 フランスでは木の板に肉料理をのせ手づかみで食べるのが貴族の間でも普通だったのです。 フランス貴族を仰天させた花嫁の名は…毛織物と金融業で築いた巨万の富でエルモ・ディ・カテリーナ。 イタリアから伴ってきた料理人や菓子職人と共にフランスの食文化を変えたカトリーヌ。 何かフランスってさ 文化大国っていうイメージが強かったんだけどさイタリアから もたらされたものがたくさんあったんだね。
一体 それはどのような事なのでしょうか?芸術が 科学的な知識と手を携えて発展した フィレンツェ。 その知識を生かして菓子職人が作ったのがあの ひんやり凍った真っ赤なズコットだったのです。 ズコットのクリームは普通ね 1種類なんだけれども今回は カトリーヌのための特別なズコットだから華やかに2種類のクリームを使います。 豪華でしょう?はい まず ズコットの定番チョコレートナッツクリームを作ります。 ローストしたアーモンドとヘーゼルナッツそれと チョコレート。
平らにした?そしたら ほら 一番最初に1センチの厚さで切ったスポンジあったでしょ?はいはい。 ちょっと一息 Tea Break!美食の王妃 カトリーヌ。 実は おなじみのフランス菓子にも彼女がもたらしたといわれるものが たくさんあるのよ。 アーモンド風味の焼き菓子 フィナンシェ。 お次は キャラメルをからめたナッツが香ばしい フロランタン。 仕上げ いきますけれどカトリーヌにささげたズコットは赤色だったでしょ?これも そのようにしたいな。