100分de名著 アーレント 全体主義の起原第1回▽異分子排除のメカニズム

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この番組のまとめ

政治哲学者 ハンナ・アーレントが著した「全体主義の起原」です。 ハンナ・アーレントの「全体主義の起原」です。 まずは 「全体主義の起原」の基本情報を見ていきましょう。 思ってよいんでしょうか?全体主義という言葉最初に使い始めたのは恐らく イタリアのファシズム政権だとかドイツのナチス関係の知識人たち。

翌年 ナチスのポーランド侵攻により第二次世界大戦が始まるとニューヨークで 反ユダヤ主義に抵抗する文筆活動を始めます。 溶け込んでいた社会の中ではユダヤ人自身も それから周りの人たちも自分たちがユダヤ人を差別してるとか差別されてるという意識はそんな強く持ってなかった節もあるんですけれどホロコーストって やっぱり特殊なのは収容所に わざわざ何十万人も集めて 殺してるわけ。 ナポレオン戦争後に生まれていった「国民国家」でした。

1894年 フランス陸軍大尉アルフレド・ドレフュスがドイツのスパイである容疑をかけられ逮捕されます。 フランス陸軍の機密情報が記されたメモがドイツの外交官の屋敷から発見され筆跡が似ている事からドレフュスが疑われたのです。 ユダヤ人の男爵というのは特に あの銀行家などもう これで そんな差別されるはずはないだろうと思ってたのが 実はこの ドレフュス事件をきっかけに「ユダヤ人だから お前こういう事をやってるんだろう」と。