♪~「NHK短歌」司会の剣 幸です。 今日も ご一緒に短歌を楽しんで下さい。 今日のゲストは 笛木優子さんです。 俳優さんとして 日本のみならず韓国でもご活躍の笛木さんですが日本の古典文芸である短歌についてはどのような印象をお持ちでしょうか?自分の周りの事とか日常にあった事や家族への愛情とか恋などが書かれていてロマンチックなイメージです。 見て下さって それを短歌にして下さったというのでその中で 成り立っていくものでこういうふうに視聴者が応えてくれるのは選者としてもとてもうれしいですね。
恐らく 作者も私と同じ世代でそういう団地に住んで団地自身が ああ老いたなという感慨を持っているというそんな歌ですかね。 連勝記録だと思いますけど作者は やっぱり 藤井四段のファンだと思うんですよね。 ただそれが強いとか もっと勝ってくれというんじゃなくてこれから 寄せが始まる時に決まって盤の横のペットボトルに 手が伸びる。 それがね 「ペットボトル」という具体でとても よく出ているそんな歌ですね。
それが川柳みたいだと思ったのは俳句みたいだと思わずに川柳みたいだと思ったのがなかなか すごくて学問あるいは 表現の自由は保障されてるといいながら今の日本は それも危うくなる可能性もあるというそういう危ない時代にあってこれ まるで川柳みたいだな「川柳ならず」と言ってしまうとかえってあっ 川柳みたいだなと思う。