政治哲学者 ハンナ・アーレントが著した「全体主義の起原」です。 思ってよいんでしょうか?全体主義という言葉最初に使い始めたのは恐らく イタリアのファシズム政権だとかドイツのナチス関係の知識人たち。 何か もう無知も無知な話で大変申し訳ないんですけどそれこそ 僕がこの言葉を知ったのは最近でそれこそトランプ大統領をはじめとしてちょっと「全体主義的な空気が流れてる」みたいな比喩で聞いたんですね。 その時に全体主義という言葉だけ全く無知な状態で聞くと「個人主義」みたいな事よりいい言葉に何となく 聞こえたんです。
アーレントは ベルリンで シオニストの非合法活動に協力したとして翌年 ナチスのポーランド侵攻により第二次世界大戦が始まるとアーレントにとっては フランスも安住の地ではなくなりました。
フランス陸軍の機密情報が記されたメモがドイツの外交官の屋敷から発見され「ユダヤ人は 国家を裏切る陰謀を巡らせている」と主張。 ユダヤ人のナショナリストというのはフランスだとかドイツだとか それぞれのまあ一応属してるところのNation−Stateに対する忠誠を持ってるという意味でのもう これで そんな差別されるはずはないだろうと思ってたのが 実はこの ドレフュス事件をきっかけに「ユダヤ人だから お前こういう事をやってるんだろう」と。