モーガン・フリーマン 時空を超えて「影の宇宙は存在するのか?」

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この番組のまとめ

パデュー大学の実験物理学者ラファエル・ラングは魚を 素手で捕まえようとしても動きが素早いうえにヌルヌルしているのでうまくいきません。 ヒッグス粒子は 宇宙を満たす力の場「ヒッグス場」を作っています。 ダークマターも ヒッグス粒子との相互作用によって質量を得ていると考えるのが自然でしょう。 ラングの考え方が正しければダークマターを捕まえるための道具としてヒッグス粒子を使えるかもしれません。 ジョナサン・バターワースはスイスにある素粒子物理学の研究所CERNで働く実験物理学者です。

素粒子も 角運動量を持ち「スピン」と呼ばれます。 彼が 「力の粒子」ならスピンのペースは 1「物質粒子」なら スピンのペースはになります。 もし スピンを交換したら?力の粒子のスピンは 1ですがそれを にしたら物質粒子になるはずです。 やはり ダークマターを捕まえる事は不可能なのでしょうか?そうは考えず ある特別な粒子に注目している科学者もいます。 全ての物質粒子はさまざまな変化をします。 全ての粒子は スピンという固有の特性を持ち私たちの知る物質粒子には2つのタイプの スピンがあります。

検出器では見つけられないどこかに右利きのパートナーがいてそれによってニュートリノは質量を得ているのです。 右利きのニュートリノは完全には安定していないため放射性元素のように時として崩壊します。 ですから 銀河がX線を放出しているかどうかを観察する事で 右利きのニュートリノを発見できるかもしれません。 ドーソンは ダークマターの痕跡である「重力レンズ」を観測した数少ない科学者の一人となったのです。 「弾丸銀河団」は 2つの銀河団が衝突したもので銀河同士は すり抜けました。

弾丸銀河団は 2つの銀河団が衝突した直後ですがイタリア料理に ソース ミートボールパスタがあるように銀河団には ガス 銀河ダークマターがあります。 ダークマターの相互作用によって銀河団の衝突がどう変化するかをシミュレーションしているのです。 ダークマターの相互作用を完全になくした場合相互作用を強めに設定した場合などさまざまな シミュレーションができます。 ボロックの研究によれば やはりダークマター同士は相互作用します。

フットは 宇宙の原則を無視した自分の非対称性に我慢がなりません。 フットによればミラーマターと通常の物質が相互作用する可能性が1つだけあります。 小惑星のミラー光子と通常の光子が こすれた場合小惑星は 地球の内部でとどまり全てのエネルギーが放出されます。 ミラーマターも ミラー小惑星も奇妙な発想に聞こえますがダークマターの地図を作る事に挑んでいます。 では ダークマターの地図なしに影の宇宙を理解する事ができるのでしょうか?天体物理学者のキャサリン・フリースは今こそ その地図を作る時だと考えています。