2回目の今回は「全体主義の起原」の第2巻「帝国主義」という事なんですがどういったものなんでしょうか?アーレントは 全体主義を形づくった要素の一つとして帝国主義という事を重視しているわけですけれど第1巻だと…人種主義と呼ばれるような思想に進化していったと。
新たに誕生した ワイマール共和国はドイツ人の民族意識を高揚させる「ドイツの歌」を国歌に制定します。 もともと潜在的にあったのが大戦で失ったとこだけじゃなくてもう ドイツ人が民族が居住していたとこを全部 自分たちのものにすべきだとそういう発想ですね。
こうして 普遍的な人間性は失われ「国民国家」の内部でも「そういう人いるもんね」という話になっちゃうわけじゃないですか。