モーガン・フリーマン 時空を超えて「デジタル技術は世界を滅ぼすのか?」

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この番組のまとめ

世界のあらゆる大国が世界規模のネットワークを妨害できるかもしれません。 では その同期が乱されたら?アメリカ・コロラド州にある国立標準技術研究所。 私たちが使う コンピューターや携帯電話の多くはレヴィンが生み出した「インターネット時刻サービス」を利用しています。 緑の雲の部分は1万個の イッテルビウム原子を含み絶対零度に近い低温で冷やされています。 この状態で イッテルビウム原子にレーザー光線を当てると極めて高い周波数で振動します。

もし テロリストがセキュリティーシステムを破り自分を大統領だと信じ込ませる事ができたら戦争を始められるかもしれません。 このノートパソコンは同僚の女性のもので次にマーセルは セキュリティ−を破る側から守る側に回ります。 これなら セキュリティーは破られません。 しかし 更に賢いテロリストならこのような セキュリティーも突破してしまうかもしれません。 写真や指紋 医療データなどを入手されたらセキュリティーは脅かされます。

ガッソンは そのマイクロチップをコンピューターウイルスに感染させました。 ガッソンの体内に埋め込まれたごく小さなチップが人々が使う デジタル機器やICカードにウイルスをうつす事だけ。 コンピューターウイルスと 生物学的なウイルスが組み合わさった形で世界的に大流行するという悪夢です。 コンピューターウイルスの研究をしていくうちに生物学的ウイルスとの類似性に気付きました。 2009年 「H1N1」と呼ばれるインフルエンザウイルスがメキシコシティ−で見つかりました。

ヴェスピニャーニは コンピューターウイルスの流行を予測するのにも同じプログラムを使っています。 左は 人間同士の接近によって生物学的ウイルスが広がっていくケースです。 このように 少しずつ広がっていく生物学的ウイルスに対しコンピューターウイルスは 状況によっては瞬時に世界中に広がります。 何が起きているのか誰も分からないうちに一台のコンピューターから出たウイルスがたちまち 何千万ものコンピューターに感染する可能性があるのです。 人間の免疫細胞のように振る舞いウイルスに群がって 排除するプログラムです。

政府や企業の秘密を守るワンタイムパッドはランダムな数字を吐き出す乱数発生機に頼っています。 エドワード・スノーデンは国家安全保障局が乱数発生機に細工をしている事を暴露しました。 スプレーから吹き出されたような散乱した粒子に光を当てる事でポリマーに レーザー光線を照射する事でワンタイムパッドを作る事ができます。 解読不可能な暗号があれば重要な情報ネットワークを強化する事ができます。