日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ゴッホ」

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この番組のまとめ

そんなゴッホに影響を与えたのが日本の浮世絵です。 日本にもゆかりのあるゴッホの展覧会が北海道で開かれています。 休みの日にはよく美術館に行くと言う…孤独と不安の中で絵を描き続けたゴッホに今回の展覧会で監修を務めているゴッホ研究の第一人者…色彩やタッチに試行錯誤と実験を繰り返す ゴッホの姿でした。 ゴッホは アルルを日本に見立て更なる試行錯誤を続けていきます。

ファン・ゴッホはとにかく浮世絵を見てその浮世絵の中の世界がとても鮮やかなので日本は光に満ちた国というふうに思い込んでまして。 実際 南フランス 私も行ってみた時に何となく気持ちがウキウキしてきて何となく開放された感じになってきて。 そこから ゴッホが南フランスと日本を重ねていた。 実験的に空を黄色にするとかそれから道もバラ色にするとかこれ 浮世絵の版画…。

アルル時代 弟から資金援助を受けていたゴッホは文字どおり 絵に没頭します。 強烈な個性の持ち主だったゴッホとゴーガンは度々衝突するようになったのです。 関係が気まずくなっていたゴーガンに対し精神状態が不安定になっていたゴッホはカミソリで襲いかかろうとしました。 その2週間後病院で治療を受けたゴッホは退院し一枚の絵を描きます。 どんなにそのこの絵がなかったりこの事件がなかったら 私の中でゴッホは ここまで興味が湧かなかったというか。

この状況で 自分自身をネタにして芸術作品を作ろうという気分になれる事自体が芸術家ですよね。 耳切り事件のあと ゴッホは 次第に周囲から危険人物と見なされます。 ゴッホは アルルを離れサン・レミの療養院に入院します。 「星月夜」は ゴッホが亡くなるおよそ1年前に描かれた作品です。 ゴッホを象徴する作品です。 これも今まではゴッホは ちゃんと風景見てそれをそのとおりじゃないにしろ一生懸命 描いてたけどこれはもうね…ほんと ファンタジーとか おとぎ話とかそんな感じがしてここで描いた世界はね魔法が使える。