NHK高校講座 物理基礎「物質による温まり方のちがい~熱の移動と保存〜」

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この番組のまとめ

でも 石の塊じゃなくて鉄の塊か何かでもいいんじゃないの?それはね鉄だと重いし同じ温度に熱した場合には…熱エネルギーが蓄えられる?うん そうだよ。 温度の高い石から温度の低い水に熱が移動した事によって水が沸騰したんだよね。 それじゃ温度の高いものから低いものへ熱の移動はいつまでも続くのかな?それは さっきの鍋もいつまでも続く訳じゃないと思うよ。 石を高温に熱して水に入れ温度の変化を観察しましょう。 温度変化の様子をサーモグラフィーカメラで観察します。

ノブナガの側にある2つのペットボトルは小さい石と水を表してるんだ。 ペットボトルの中の色水の水位は温度を表してるんだよ。 この2つのペットボトルはそれぞれホースでつながっているけど間に栓があって色水の移動は止めてあるんだよね。 同じ体積ではどちらが水の温度を上げる事ができるか質量は銅は…アルミニウムは…熱が逃げにくい容器に水を入れます。 銅の方が熱量が大きいって事なのかな?でもねそれぞれの質量1gあたりで比較するとアルミニウムは19℃水の温度を上げました。

まずはね熱量と比熱の関係を見てみる必要があるね。 熱量Qは 質量m比熱cそれに温度変化ΔTにそれぞれ比例するんだよ。 でも アルミの方が比熱が大きいからそっちでいいんじゃないの?比熱だけ見ればそうなんだけどアルミニウムはね 660℃くらいで溶けてしまうんだよ。 更に 物体の違いによって温度変化が違うという事に気付き比熱という 物質による熱の個性に気が付いたんですね。 ダイヤモンドの比熱を調べる実験をしようかなと思って指輪から外したんだけどね戻せなくなっちゃったの。