みんなより ちょっと おっきい数字が書かれたドリルやってたんで以来 「数学」を避けてきた又吉さん。 でも 数学の考えには 生き方が楽になるヒントがあるんだって!だから そこの数学嫌い!リモコンを手にするのはちょっと 待って!おお さわやかですねぇ。 じゃ 数学者が見ると 結構 アッと思う数字が並んでるんですか。 57ですか? なぜですか?咲衣ちゃんはご存じなんでしょうか?すごい有名な数学者が 57っていう素数を取ろうって言って講義を始めて。 でも すごい大数学者が素数と間違えた数っていう。
僕の専門分野は 「力学系理論」「微分方程式」と言います。 もう すぐに つまずきカードを出してもいいぐらいなんですけどそれは どういったモノなんですか?これは わかりやすく言うと微分方程式というタイプの方程式の研究です。 へぇ~! これ 数学では?同期現象と言います。
これは え~先ほどのトラックの例で言うとん? 同期は お互いが合わせようとする力がある大きさを超えると急に始まるってこと?このグラフのポイントは相互作用の強さが強ければ徐々に徐々に同期が起きていくということではなくて…身近なことなのに 同期が 突然起こるって知らなかったなぁ!ふ~ん!茶髪的には 仲がいいんですけどその相互作用 友情作用がだいぶ 高まってきて。 予想と言っているのはどういうことかというと蔵本先生は 物理学者なんですね。
それを 数学的に証明するっていうのがこれに 数字を当てはめていったってことですか?この同期現象を説明するための方程式があると言いました。 で 数学も 徐々に徐々に徐々に発展してますんでどんどん どんどん 知識の蓄積ができてきたんですよね。 へぇ~!なので 蔵本先生のすごいところはさっき モデル化と言いましたけども方程式で ちゃんと書いてしまったところ。 それが 要するに 同期現象いろんな同期現象の背後に潜む普遍性。 まさか 蔵本先生も茶髪理論に応用されるとは思ってなかったでしょうね。
実は これが先ほどの同期現象でも普遍性という言葉が出ましたけども。 その「2」という数字が 多面体の背後にある普遍性なんです。 正多面体だけでなくてどんな多面体も必ず 答えは2になるんだって!これが 普遍性かぁ!ここから取り出した数学とこっちから取り出した数学が「あれ 同じものじゃないか?」っていうのが 結構あるんです。 それを 我々 普遍性と呼んでいてそこに美しさを見いだすんです。 普遍性。 普遍性っていうのは すべてに行き渡っているっていうような感じですかね。 その普遍性を探したいんですね。
あっ 問題自体は増えていってる。 既に 過去の人が見つけた定理とか 法則に基づいてまた 新しい問題が生まれちゃうので。 へぇ~! 何を見ても じゃ 数学に置き換えてしまうんですか?僕も街歩いてて なんか 二人組見たら 「あれ コンビかな?」とか思ってしまうんですけど。 なっ!ウフフッ。 あれ… 咲衣ちゃんそれは なんですか?ああ 又吉さんご存じないですか?これは 「ケーニヒスベルクの橋」っていうんですけど。
さっき このケーニヒスベルクの街をこう ご覧いただきましたが今の問題というのは 例えば この水色の線を こう伸ばしたりとか形を変えても 問題としては変わらないわけですね。 このように その 一筆書きができるかっていうことに興味を持って それが知りたいって思ったら他の情報はいらないのでこう捨てて 考えてこの図だけ残せば その問題が見やすく考えやすくなるんですね。
それ 実現できるかどうかはまた あとでここに到達するまでにどうしていくかっていうことにたどりつくのも この考え方を応用したら割と早いかもしれないですけどその 一個目の時点でこれは無理だろうっていうことではなくて一回 こう 取っ払ってみてこれはできるんじゃないかって考えられると ちょっと 人生が楽になるかもしれないですね。