4週にわたって「歎異抄」の魅力に迫ります。 ♪~「100分de名著」 司会の…今回から 私 礒野が伊集院さんと一緒に名著の魅力を学んでいく事になりました。 では 「歎異抄」の魅力を教えて下さる指南役をご紹介しましょう。 「歎異抄」ですが ずばりどんな本と言えるんでしょうか?伊集院さんなんかは 仏教と聞けばどういうイメージをお持ちでしょうか。 そんな釈さんが現代にも届く名著として「歎異抄」を読み解きます。 これが タイトルの「歎異抄」ですね。 「歎異抄」の執筆動機が書かれた文章なんですね。 「南無阿弥陀仏。
しかも自分が悟りを開くのではなく阿弥陀様がお救い下さる。 これ 本来 仏教の大切な教えなんですけどもあまり よくない事として転用されたりするので他力本願もですね…「人任せ」というようなそんな意味に使われてますよね。 阿弥陀様は 念仏唱えた人は私は もう全員救うって決めてるんですね。
「南無」も これ サンスクリットの「ナマス」に当て字をしたものでして平たく言うと…つまり 口に「南無阿弥陀仏」と唱えるというのはもともとの意味からいいますと…自分の生きる姿勢を表す言葉になります。 阿弥陀仏という表現をとってるものの仏教が本来持ってる受容原理といいますか。 京都にいた親鸞様の元に 関東からはるばる弟子がやって来て当時 関東では念仏を鋭く批判する人もいて念仏したために地獄に落ちたとしても私は 決して後悔はいたしません。