NHK高校講座 物理基礎「熱と仕事の関係を調べる~熱と仕事〜」

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この番組のまとめ

これってどんな仕組みで動いてるの?これはね 中に空気を密閉しておいてその空気を 加熱したり冷却したりして膨張や収縮をさせて熱を運動エネルギーとして取り出してるんだね。 そういえば冷蔵庫ってどうして冷えるのかしらね?じゃあ 今日は 冷蔵庫の冷える仕組みを知るために…熱機関?えっだって…お帰り。 ピストンを使って ギュッと圧縮するとその仕事によって中の気体の分子や原子が激しく運動するようになるからなんだね。

運動が激しくなって内部エネルギーが大きくなる。 ピストンが気体にした仕事が内部エネルギーを大きくした訳だね。 気体の内部エネルギーの変化がΔUです。 ピストンを押すという力学的エネルギーだけでなく熱まで含めたエネルギー保存の法則なんだよ。 気体が熱を与えられたり仕事をされたりするとそれらの全てが気体の内部エネルギーとして蓄えられるという訳だ。 逆に この内部エネルギーを外部に 熱や仕事として取り出す事もできるんだよ。 内部エネルギーを使って外部に仕事をすれば車を走らせたり発電機を回したりする事ができるね。

このように一方向にしか進まない変化を不可逆変化といいます。 温度が高い方から低い方へ移動するのも不可逆変化なの?リコちゃん さすが。 その不可逆変化が冷蔵庫の仕組みと関係があるんだよ。 そろそろ冷蔵庫が冷える仕組み教えてくれてもいいんじゃないの?そうだよね。 仮に 冷蔵庫の温度が25℃中の温度は25℃で室温も25℃だとするよね。 電気を使って?冷蔵庫の壁にはね冷媒という物質が通ってるんだ。 じゃあ 冷蔵庫の冷える仕組みを見てみよう。