中野無理してほしくないなって思うんですが、松本さんやっぱり新学期が始まって再び現実に戻ったっていう子たち多いでしょう?松本今まで自覚しなかったものをよけい、今度自覚できるようになりましたし9月から12月の間っていうのはとても長いですよね、2学期は。
中野松本さん、まさに今現在進行形であす、行きたくないっていう子どもたちも大勢いるんですよね。 荻上若い時期は学校と家庭の往復でそれ以外の地域などに場所が作れるようなスポーツだったり習い事があればいいんですけど家庭の事情によってはまちまちですしあと、最近、日本ではスポーツが学校の部活に吸収されてたりするのでそこも、また学校の延長じゃないかという見方もあったりする。
例えば、それが疾患病気によるものかもしれないしあるいは自分でもまだことばにできていないけどそういうものも含めて何か家が居場所じゃないなって思ってるかもしれない。 毒親なんていて、いろんなプレッシャーをかけてくる親の存在というのも表現されたりしてるのでそれでもしかしたら自分にかけられているプレッシャーを、ことばにできてないだけかもしれないので一緒にことばにできるような大人だったり、友人と愚痴りあうっていう分析も一歩になるかもしれないですね。
松本なかなか、大人だから言えるんだよと言われてしまうことは重々承知で言うんですけどもしかし、本当にそのあとの人生でいろんなものと出会ったりとかいろんな価値観に触れたりとかずいぶん楽になることはあると思うんですよね。 だけど、学校以外の選択肢学校に通う以外の選択肢があまりにも少ない。