出かける支度をしてたんでしょ? アレックス。 アレックスにとって日常生活は 困難の連続です。 仕事を探していてどこかの求人に申し込んでもそこで アレックスは障害のある人たちを専門に支援する職業紹介所に登録しました。 やあ! アレックス。 これまでのアレックスの職歴といえば学生食堂での1日 数時間のアルバイトだけです。 どんな仕事をしたいのか自分でも よく分からないから積極的になれないんだと思います。 そんな所に アレックスはやってくるわけです。
デヴォンに暮らす22歳のアンドリューも職業紹介所に登録して就職活動中です。 アンドリューは一度も仕事に就いた事がなく趣味の時間は たっぷりあります。 雇う側はアスペルガー症候群の事なんてよく知らないしそのせいで 働くチャンスをもらえない事もあります。 アンドリューは チャンスをくれる整備工場を見つけてもらうため相談員は グレンです。 やあ グレン!グレンは 早速地元の整備工場を見つけました。 工場主のピーターは 先入観なしにアンドリューに会いたいと思っています。
アレックスに大事な日がやってきました。 でも チェックリストみたいにチェックしながらやれば…。 正解!最初は少し心配しましたがチェックリストのおかげで順調に進んでいますね。 アレックス!タイマーが鳴ったぞ。 僅か1時間で アレックスはちゅう房の暑さに参り始めました。 アンドリューが整備士の見習いになるため人生初の就職面接に臨む日です。 こちらが アンドリューです。 アンドリューのサポートのためグレンが間に入ります。 アンドリューは 時々相手の表情や その場の空気を読めない事があります。
ソビエトに はまる前はフェルトの中折れ帽ばかりかぶってたんですよね。 アンドリューの おしゃべりは止まりません。 プラスチックが溶けるし有毒ガスも出る。 多忙な業務をこなす整備士に必要なのは 集中力です。 君なら フルタイムの仕事に就く資格は十分にある。 この仕事で生活費を稼ぎたいのか。 グレンが見つけた仕事だけど責任は僕にあるわけで。 グレンは まず このままアンドリューの見習いを続けるかどうか工場主のピーターと相談します。
仕事をさせようとしても話が脱線したりいつの間にか関係ない所に行ってしまったり。 アスペルガー症候群の人は面白い事があるとそっちに関心が向きやすいんです。 ピーターが指摘した課題についてアンドリューは気付いていないでしょうし雇う側からすれば言いにくい事です。 グレンは アンドリューに注意点を伝えます。 とにかく まず目の前の仕事に集中するんだ。 まあ… それもアスペルガー症候群のせいなんだけど。 アンドリューの整備工場への就職はまだ決まっていません。 しかし 目の前の仕事に集中できています。