NHK短歌 題「走る」

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この番組のまとめ

齋藤さんといえば 言わずと知れた日本語のスペシャリスト。 以前 齋藤さんが選ぶ心を潤す3冊という中に永田さんの「たとへば君」という著書があります。 齋藤さんには永田さんの短歌についてはまた番組の後半で たくさんお話伺いたいと思いますのでよろしくお願い致します。 齋藤先生の本が韓国でも大人気なんで私も 韓国語で翻訳されている先生の本をいろいろ読ませて頂きました。 これから 永田さんに選んで頂いた入選九首をご紹介します。 永田さん 齋藤さんに選ばれたらすごいですよね。 それでは今週の入選歌 ご紹介致します。

何か向こうから朝日が のぼってるところにジョギングか マラソンかで走っていくすがすがしさとその時に 初めて地球が回ってるってあんまり感じないじゃないですかいつも。 そういう時に感じるんですけど俺に 地球は付いてこいっていう感覚のダイナミックさを私は感じました。 あっ 齋藤さんの一席ですか?これは ちょっと笑わせて頂いたというかね「走る」のタイトルで 「戦慄走る」。 しかもカラオケボックスですからね 場所が。

自分で 言いたい事全部 言っちゃったら読者は 受け取る余地がないという事で結句が すごく大事になってきて大体 いつも言ってるように結句で みんな失敗しちゃうんで今日は 結句に穴埋め問題をしてみようと思って今 言ったみたいに…これから 娘は娘の歳月を生き始めるんだという時に娘が夢の中で散歩して次への鋭気を養ってるみたいな感じを 父親が こうやって見て思ったのかなと思って…。